「むかしMattoの町があった」を見たよ!
平成25年3月23日、睦沢町ゆうあい館で上映されました。
「長生ひなた」さんからのお誘いで見に行きました。
この映画は、「バザーリア映画を自主上映する180人のMattoの会」が
日本各地で自主上映をしています。
映画の内容については、
「むかしMattoの町があった」で検索してもらえば分かると思います。
イタリア精神保健改革の最初の20年を描いた素敵なイタリア映画です。
題名はC’era una volta la città dei matti。
イタリア語のmattoは狂気をもつ人だそうです。
そして、「Mattoの町」は精神病院を意味します。
以前、ブログで書きましたが、「人生、ここにあり!」、
1983年のイタリアであった実話で、
バザリア法により精神病院廃絶が推められていた。
それに関するヒューマンドラマです。
この映画を見てから、イタリア映画っておもしろいなぁと思うようになりました。
こちらの映画は、笑いあり、涙ありです。
「むかしMattoの町があった」は、そのバザリア法を作るために人生を捧げた
精神科医フランコ・バザーリア精神科医のお話です。
かなりどぎついシーンもあり、沢山考えさせられることが多かった。
見終えた感想は何だろうか?
とても言葉にはできないような、自分のボキャブラリーが不足していて
言い表せない。
ただ、患者とバザーリアの信頼関係の構築方法かな、
患者を人間として見てくれた、信用してくれた、
それには時間がかかるんだということ、焦らなくてもいいんだ、
何度も失敗をしたけれど、それでもいいんだということ。
結果を焦る必要はないんだ、道のりは遠いけど、
信念を持って行動すれば何とかなるということ、
勇気をもらったような気がした。
Grazie mille!