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その人の能力を奪ってしまうものではなく,
その人の不足している部分を補ってあげたり,
守ってあげたりすることです。
昔の日本は,大家族で家督相続という制度でした。
「家」の問題は「家の中」で解決して,
「みっともない」から,
なるべく(部落中の笑いものになるから)表には隠しておく
という風潮があったのではないでしょうか?
ましてや,成年後見に当たる制度としては,
禁治産というもので,名前からしてあまり響きが良くない。
あまり利用されている制度ではなかったようです。
親が具合が悪くなったり,
加齢で判断能力が落ちてくれば,
隠居して家督を倅に譲るという考えもありました。
親のお金や財産は「親のもの」というより「家のもの」というような感覚?
いずれ「親のもの」は家督を取った「倅のもの」になる?
という考えから,
親が判断能力がなくなれば,倅がその面倒を見て,
親の金や財産の処分や管理は,
事実上,倅が行っていたことと思います。
またそのように行っていたことで(たぶん)特に不都合がなかったのでしょう。
しかし,現代では上記のような考え方はとうてい通用するものではなく,
「家」から「個人」になりました。
「親の財産」は「親のもの」です。
家族だろうが親の財産を処分できるのは親だけなのです。
日本もアメリカのように「契約社会」になってしまったんだね
というようなことを聞いたことがあると思いますが,そのとおりなんです。
社会生活の中で行ういろいろなことが契約なんだと思ってください。
コンビニに行って弁当やジュースを買うということも契約。
水道や電気を利用するにも契約。
土地を売ったり買ったりするのも契約。
契約づくしなんです。
では,契約って何でしょうか。
契約は当事者の申込みと承諾の合致によって成立し,
これが基本的な契約の成立形態です。
売買でいえば,
「これをあなたに〇〇円で売ります。」「はい,それを〇〇円で買います。」
ということです。
ところが,その契約をするにも,認知症になっていたとしたら,
自分でキチンと内容を理解して考えて,
売りたいとか買いたいということはできないですよね。
相手につけ込まれたり,うまく利用されるかも知れません。
そのようなとき,
認知症などで判断能力の不足しているような方に
成年後見制度が利用することで,
その人の不足している部分を補ってあげたり,守ってあげたりすることできます。
成年後見は,次のようなことを理念として制度化されました。
①自己決定権の尊重
本人の自己決定権を尊重しましょうということ。
本人の今までの生活歴・環境などから本人だったら
このように決定するだろうということを考えて後見人が行動するということ。
②残存能力の活用
残された能力か活用しましょうということ。
③ノーマライゼーション
ノーマルな生活をするという意味。
認知症だからといって特別扱いしないで
今までと同じような生活をさせましょうという考え方です。
④身上配慮義務
どういう医療を受けたらいいのか。
どういう介護・福祉サービスを受けたらいいのか。
財産をどう使ったらいいのか。
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