基調講演は、司法書士の伊見さんです。
千葉司法書士会の副会長で、路上生活者の支援や
子供の権利擁護など、福祉活動で本当にがんばっています
理論もしっかりしているし、経験も豊富なので、参加者の心を
つかんでお話ししていただきました。
本日のメインです。
28歳の男性、そううつ病を患って入院していたけれど、
回復して退院することが決まりました。
関係者が一同に集まり、退院後の男性の生活や
借金問題などを話し合うサービス担当者会議を行っているところを演じていただきました。
配役は、本職がその役を行っているので会議を本当に行っているようでリアルでした。
台本もしっかり練り上げて作成してあります。
*関係者一同とは、精神保健福祉士、中核地域生活支援センター、
相談支援事業所の相談支援専門員、市役所の障害福祉担当者、
弁護士、司法書士、本人、家族などです。
途中、笑いあり、脱線ありで、参加者も楽しく担当者会議がどのようなものか
理解していただいたと思います。
また、今回のテーマである、福祉関係者と法律家の支援の考え方の違い、
どのようなところで協力し合えるか、
また、協力し合えれば本人に良い支援ができるということ
なんとなくわかってもらえたと思います。
見ていて練習の時よりも本当によくできたなぁと思います。
みなさんご苦労様でした。
次に
グループ(福祉関係者と法律家を混ぜた)に分かれてもらい、
先ほど演じてもらった会議のことや抱えている問題などについて、
フリーディスカッション形式で話し合いました。
各グループとも積極的に話し合っていました。
参加者同士知り合えて良かった。敷居が高いとか思っていたけどそんなことないね。
お互い相談し合えるね。今後ともよろしく。
というような声も聞こえてきました。
主催:福祉と司法がつながる会
NPO法人司法過疎サポートネットワーク
中核地域生活支援センター長生ひなた・夷隅ひなた
長生地域生活センターブリオ
来年も開催するからね。