研修:筆跡鑑定の仕事
第163回野口塾に参加しました。
野口塾というところは、相続の専門家約30人が「円満相続」について
さらに勉強する場所です。
メンバーは不動産業、元最高検検事、弁護士、司法書士、行政書士、
社労士、大家業、介護福祉士など様々な方達です。
メンバーの方の口添えがあって私も加えさせていただいき
3月で1年になりました。本当に感謝です。
さて、本日(平成27年4月4日)は、
講師は筆跡鑑定人の根本美希子さんです。
「筆跡鑑定という仕事〜筆跡鑑定の現場から〜」
契約書や遺言書などで本当に本人が書いたかどうか分からない、
そしてトラブルが生じる、
それじゃ、筆跡鑑定をして白黒つけましょうという話になりますね。
でも、筆跡鑑定では断定がなかなか出来ないらしい。
裁判所も筆跡鑑定は採用しないということ。
有名な裁判では京都一澤帆布遺言書事件ですね。
なぜかというと、
同じ人が書いても字は変わる、
これを個人内変動といって、見極めは難しい。
また、縦書きと横書きでも変わってくるらしい。
その他の要因でも同じ人が書いても変わるということです。
だけど、字の形は変わっても、
書き順はその人に染みついたものなので変わらない。
筆跡鑑定の演習をやってみました。
これとこれは同じ人の字なの?
これとこれが別人?
筆跡鑑定の難しさを感じました。
懇親会の席で自分の氏名を紙に書いて見てもらいました。
その人の性格がわかるらしいです。
当たってました。
おみごと!
筆跡心理学すごいです。